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2010.03.26 00:21

こんばんは,milkです.

さくらの季節ですね.雨でもキレイだったよ.

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豊島区と新宿区の境目,都電「面影橋」の駅前の桜です.



久しぶりに早い時間に会えた.
昼下がりのマッタリとした空気が
あたしたちを包んでくれる…はず.

でも,カッターナイフや紙に埋もれて
あたしのことはどうでもいいみたい…

それ,あたしが作っていたカードだよ?
なんで雄一が必死に作ってんの?

「ね,カッター返して!」
「ちょ,待って!」
「やだやだ,待てない.」
「これ作ったら返すから.」
「これって,どれ?」

聞いたって答えるわけがない.
つまんない…つまんない…

「ね?昨日TV見た?」
「見たよ.」
「NEWSの小山くんと増田くん,見た?」
「見てない.」
「あのね,すごっく可愛かったよ.」
「誰が?」
「増田くん☆めっちゃカワイィの~」
「ふぅん…」
「あたし,NEWSで一番好き~」
「ふぅん…」
「今度,会ってみたい…な?」

少し顔色を伺いつつ,仕掛けてみる.
ヤキモキ妬いてくれるかなぁ~
すると,カッターに夢中になったまま
つれない返事が返ってきた…

「無理,あいつは無理.」
「なんで?」
「なんでも…」
「あたし会いたいよぉ~.」
「バカじゃないの?」
「ひどっ…」
「普通でしょ?」
「雄一なんか嫌い!増田くんが大好き!」

その瞬間だった…

「イタッ…」

雄一が小さな声を発した.

「どしたの?」
「いや,大丈夫.ちょっと切っただけ…」
「ぇっ?見せて…」
「いいよ.」

そう言うと,またカッターを握った.

「花びら,血に染まってる.」
「あっ…ごめん.」
「見せて?」

雄一の指を優しく握り,口に運ぶと,
真っ赤な水滴を,ちゅっ…と吸った.

「あっ…」
「ダメだよ,他人の血は…」
「いいの!痛いでしょ…
 それに…」
「ん?」
「花びらが染まっちゃう…」

あたしは急いで処置を済ませると,
静かに切り抜かれた花びらを集め始めた.

「ね?」
「なに?」
「あのさ…」
「ん?」

花びらじゃなくて,お前を染めてやろうか?
ぐらいの言葉,出てこないのかな?
あたし,雄一の工作見たいんじゃないよ?
もどかしい空気を感じてよ…

「あのさ…」
「なぁに?」
「花びら,あと何枚作るの?」
「ぇーっ(-_-#)」
「ってか,まぢ?増田のこと…」

曇り空から雨が降るように,
雄一の言葉がポタリと落ちた.

「嘘に決まってるじゃん.」
「あーよかった.
 …で,花びら何枚?」

ぇ?

「ばかっ…」
「なんだよー」
「カッター取り上げだー」

相変わらず全然わかってくれない.
TVでのコメントはド直球なのに,
あたしには何にも言ってくれない.

ってことは…なんでもないのかな?
さくらガールになっちゃうぞー☆


(おしまい)

カツカツを見た後は,なんだかいつもこうなります.
分かる人には分かるのかな?ゆちも好き.


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