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2009.07.30 00:56

こんばんは,milkです.

予告どおりです.前の話に詰まって,この話をすらすらと携帯で書いていました.昨日UPしたエントリーのタイトルが,今回のタイトルになってしまっていたくらいですから….
通勤電車の中は本を読むより,テゴマスを聞きながら書いているほうが楽チンなんです.電池がなくなっちゃうんですよね…会社に着いたら即充電.でもお客様先へ行くときは,途中で電池切れが心配になるから,頭の中に物語を詰めておきます.

では,続きをどうぞ.


~雨が消してくれるから(第15話)~ ユイ & マコ 2


2日ぶりに自分の部屋に帰ってきたユイは,何回もマコにお礼を言う母親に,ごめんね,いっぱいな気持ちで微笑んだ.

「ねぇ,聞かせて…お願いっ.」
「こんなに落ち込んでいるユイに話せと言う?」
「言う言う!」
「はぁ…」
「だってさ,表向き2泊うちにお泊りしたわけだし…」
「何にもない…」
「嘘だよね?」
「嘘じゃないよ~」
「キスくらいは…」
「もぅ…マコってばぁ,大学1年生だよ!」
「相手は大学3年生,未成年じゃないっ,キャー☆無いわけないよね~」
「…ぅん…甘い…かな?」
「言うじゃん!あたしなんて…自分を抱いて,ため息だわ~」
「ねぇマコ!!ユイはそんなに魅力ない?」
「なんで?」
「いつも進展しないんだよね…オトナな展開にさ…」
「オトナな展開?何望んでるのよ~」
「何って,その,あれよ…朝まで過ごそう~みたいな?」
「あー,出た出たユイのそのベールをかぶせた表現.」
「なんで~」
「朝まで居たじゃん,2日も!」
「居ただけじゃん…そ,そうでもないけど…」
「さりげなに惚気?ならさぁ,ユイ言っちゃいなよ,抱いて欲しわ☆くらい.」
「えぇ~言えないでしょ?自然にこうなんていうか。。。キャーダメダメ(>_<)」
「そんなこと言っているからホントにダメなんじゃん?」
「ダメって,何がダメ?」
「その,あの,ナミエさんにユウくん取られちゃう的な?」
「だって,高校の時,ユウヤはナミエさんと付き合ってたんだって!」
「マジ?!マジ?!」
「リョウさまに教えてもらったの.」
「ホントなの?ぇーっ!ユイはなんで知らないのぉ~」
「知らないよ~,だからぁ,ユウヤがユイを好きとかないわけ!それに,取られたとかないし…」
「好きでしょ?ユイのこと.ユイもユウくんのこと…じゃないとヘン.」
「ヘンじゃないよ…」
「ユイずるいよ~甘えるだけ甘えてさ,ユウくんだってその気なんだよ?」
「違うよ…」
「だって,ユウくん迎えに来てくれたんでしょ?」
「偶然だよ…」
「めっちゃ大事にされてるじゃん?」
「大事にされているのと,恋するのと違うじゃん~」
「ユイ,ユウくんの気持ち考えたことある?」
「うん,あるよ…でも彼とかじゃない…わかんない.」
「じゃなんで糸が絡んじゃったわけ?喧嘩するほど…ユウくん電話してきたんだよ?」
「え?マコに?」
「うん.」
「なんて?」
「ユイ居る?って…」
「そうなんだ…知らなかった.ごめんね.」
「居ないっていっちゃった.」
「ありがと…って,え?」
「いや,真実をクレープに包んで…ごめ~ん(-∥-)゛」
「もぅいぃ…ユウヤとは会えないから.」
「なんで?ユウくんは知らないじゃん?」
「そうじゃないんだ…駅で会った後,話しをしたんだ.」
「お泊りしたって?」
「そんなこと言えないっ!そうじゃなくて,なんでナミエさんをリョウさまから奪ったの?って聞いたの.」
「うわ~強烈.ユイ,行き過ぎっしょ?!」
「そうなの?だって,リョウさま,泣いてたんだよ?」
「ユイさ,ユウくんだって…」
「そうだよ,ユウヤだって,リョウさま,リョウさま言うなら,アイツのところへ行けば!って…」
「は?なにそれ?二人ともダメだわ…はぁ~」
「だから…ユイはリョウさまに電話したのっ.」
「ユイ,良く聞きな.リョウさま,そこで断れるか?」
「わかんない…」
「昨日,自分が迷惑をかけちゃった女の子が電話してきたら,断れると思う?」
「うぅん…思わない.」
「あーよかった!ユイが純白で.」
「なにそれ?」
「だってよ,狼男だったらね,すでに血に染まってるよ?」
「やだ~マコったら,あるわけないじゃん笑」
「違うよユイ,一夜の女になったかもしれないってことよ?」
「…責めないでよ.」
「ユイ!誰が好きなの?誰とならどうなってもいいの?」
「わからない,けど…」
「けど…何?」
「リョウさま…リョウさまからもらっちゃったんだもん.」
「は?もらっちゃった?」
「うん…ちょっと待って…えっと…」

ユイはバッグの中から,星のキーホルダーを取り出して,マコに見せた.

「あのね,お星さまのキーホルダー.」
「へ?何これ?星デカっ!っていうか鍵?!」
「うん.」
「ぇーっ!!!」
「それでドアが開くよ.」
「ぇーっ!!!すごいっ!!!」
「でしょ?」
「待って( ̄∀ ̄)ユイ!…興奮した…」

マコ…,リョウさまね,ユイのこと大切にしてくれるし,ユイも好き.
リョウさまはナミエさんが一番好きなのかもしれないけど,それでもいいかな?
昨日ね,ユイがシャワーに入ってる間,リョウさまはナミエさんと電話してた.
そんなこといいや,って思うくらいリョウさまは優しいんだもん.
リョウさま,ユイのこと知りたいって…言ってくれたから…ユイも同じ気持ち.
ゆっくり,たくさんの時間を過ごそうって言ってくれたんだよ.

「わからん…ドイツもコイツも,男はわからん!」
「マコ~」
「寄るなユイ~」
「やだぁ~」
「ま,リョウさまの方がオトナだわ.」
「リョウさまの方?」
「い,いや…んで,ユイ,完全オチ?」
「わからないの,今までの経験が無さ過ぎてさ…」
「だよね?勉強して中学受験して,バンドばっかりやって,愛が芽生えるわけでなく.」
「そうそう…大学生になって出会ったのは,またまたユウヤ.」
「振り出しに戻る感じ?」
「うぅん,違うかな?シゲアキの方がずっと昔から…あっ…」

シゲアキのことを思い出した自分にドキッとしながら,マコの様子を伺った.
マコはニヤニヤしながら,ユイを突いた.

「どうしてるんだろうねぇ?」
「ぇ?」
「シゲアキさ,アイツはユイのこと大好きだったよね?」
「な,なにそれ…」
「赤くなるなって.」
「マコはなんでも知っているのさ!」
「マジ?」
「ユイはマジ?なんて言っちゃダメ!可愛くね?」
「君らの純愛は見届けてるから!」
「なっ…!」

ユイはクッションをぎゅっと抱くと,マコに擦り寄って囁いた.

「なんか見た?」
「偶然………ごめん(-∥-)゛」
「どこで?」
「例の公園.」
「のどこで?」
「ベンチ…あそこ道路から丸見えよ?」
「あちゃっ(>_<)」
「ごめん…ごめん(-∥-)゛」
「いいよ,逆によかった.」
「なんで?」
「マコに話せるから.」
「話したいことあんの?」
「無いっていうのは嘘.」
「そっか.」
「でも今はそんな気分じゃないや.」
「少しやすもっか…ユイ,寝て無いでしょ?」
「当たり↑」
「寝かせてもらえなかったか?」
「バカ…そんなんだったら,こうしてないし…泣くよ?」
「ユイはいいね,ドキドキいっぱいでさ.」
「マコ…」
「もっと可愛かったらなぁ…」
「マコ,すごっくかわいぃよ!っていうか美人!」
「わかってるって!なぁんてね…」
「ユウヤもいつも言ってるよ,マコは美人さんだって.」
「ホント?」
「マコは背が高くて頭が良くてカッコイイって,見習えよ!って言われるよ!」
「そういう感じかぁ…はぁ~」
「マコは美人過ぎるんだよ!」
「見た目オンリーかぁ…」
「もっと甘えちゃいなよ~ぉ~」
「無理ムリっ!」
「そんなことないのに…」
「ユイにはわからなくて結構!」
「マコのいぢわるぅ…」
「いいぢゃん,ユイのこと好きだから~」
「ぇーっ,マコっ!そっち系?」
「バカだね,男がいいに決まってんじゃん.」
「そっか…」
「ユイ!あのさ…」
「…」
「ぉぃ!」
「…」
「散々喋って寝たか,ユイ?」
「…」
「ユイ,聞いてよ…あたしさ,ユウくんのこと好きなんだよね…」
「…」
「だからさ,ユイ…リョウさまとゆっくり過ごしなよ?」
「…」
「ユイ,でも泣くなよ…」
「…」
「泣いたら,ユウヤが放って置かないからさ,お願いだよ…」
「…」
「ユイ,おやすみなさい.」

マコは立ち上がると大きく背伸びをした.
クッションを抱えたまま,眠ってしまったユイにそっとブランケットを掛けた.
枕元のフォトフレームの中では,ユウヤもシゲアキもユイもみんな笑顔だった.

一緒の学校だったら,少し違っていたかな?ねぇ,ユイどう思う?
ユイとユウくんが知り合う前に,知り合いたかったな…
ユイ,あんたみたいな女の子になりたかったよ…大好きだよ,ユイ.

マコは丁寧に挨拶をすると,ユイの家を出た.
携帯を開くと,メールが1件届いていた.



(つづく)



マコはだんだんと気持ちを抑えられなくなってきちゃいましたか?ユイはリョウさまを好きになろうとしている感じかしら?女の子もフクザツです.
1つわかったことは,マコは背が高くて聡明で美人ということです.ミスW大になっちゃったりしてね…でも男気ありの中身はめっちゃオトメ.
では…また読みに来てねっ(^u^)/~~~



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この記事へのコメント

NO TITLE

milkちゃん読みに来たよ~
今回は読んでいてユイちゃんのことよりマコちゃんの方が
気になった。
マコはきっと皆から思われてるユイちゃんが羨ましいなぁって思ってるんだよね。
自分は、誰からも振り向いてもらえてない?
しかも本当はユウヤが好きなんだってね。
だんだん自分の中で抑えていたモノが爆発寸前?
人を羨ましく思ったりする気持ちはよ~くわかるもん。
どっちかというと私は人を羨ましいと思うことがよくあるんで(笑)

あ~私も幸せになりた~い(><)

ん?ここで何を叫んでるんだ?

次回も楽しみにしてるから~

| へなぴー | URL | 2009.07.30 23:18 | 編集 |

NO TITLE

マコ、素直になっていいんだよ!
もう、お世話ばっかりやいてるいい人でいなくていいんだよ!

マコだって、ユイとおんなじ、恋する女の子だもん(*^_^*)
マコ頑張れ!!!!!

・・・・・と私は叫びたい!!!!!

| mi-mi | URL | 2009.07.30 08:11 |

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