2009.05.10 01:21

こんばんは,milkです.

3月末に1ヵ月後に会いましょう.
なんて言っておきながら,1ヶ月半も経ってしまいました.
待ってくれている人は居ないから・・・っていうだけの理由です.
なんていうのは嘘….
4月頭にドラフトが出来ていたんだけど,
文章がまとまらなくって今日になったの.
物語は何気に続いています.
そして,悩んだ挙句の「YUYA'S STORY」となりました.

大学生になったユイは・・・
ユイはこの色,そして初登場のユウヤはこの色です.

では,続きをどうぞ・・・



~初夏の甘い風(第1話)~ 突然の再会


桜の木には青葉が茂り,きらきらとした日差しはまるで初夏のようだ.
履修科目もほぼ一巡したし,大学っていう場所にも慣れてきた.

「ねぇ,君,サークル決まってる?」
「わたしたち,スポーツを楽しむサークルなんだけど…?」
「高校生の時は何をやっていたの?」
「わかった!テニス部?ちがう?」

一緒に歩いていた友人が,サークルの勧誘に引き止められた.

またこれ?(笑)しょうがないか,4月だもんね.

「ねぇ,ねぇ,お友達は?」
「うぅーん,新体操部だったとか?」
「おとなしそうだから,文化部じゃない?」

ん?わたしのこと?好き勝手に料理されちゃってるなー.
おとなしいってさ(笑)そんなこと言ったら,笑われちゃうだろうな.
え?誰に?誰に笑われちゃう?


ユイがぼーっとしている間,意外にも友人は勧誘の深みにはまっていた.

「ご,ごめん,ユイ.ちょっと話聞いてみるわ.」
「…あ,いいよ.わたし,次に授業あるんだ.」
「ありがと,またね.」
「うん,またね.」

あっさりだ.インスピレーションってそんなものかも?
夕方の休み時間,ぽっかりと時間が空いちゃったな.
なんで5時限なんて取っちゃったんだろう,はぁ….


ユイは近くのベンチに腰掛けると,次の授業の教科書を開いた.
心地よい風が睡眠をさそう,ゆらゆらとユイは眠りに落ちた.

気持ちいい,このままで居たいなぁ….

ゆったりと流れているユイの世界に,何かが触れた.

だれ?

遠くの方で聞きなれた声が,ユイの聴覚にアピールをする.

ん?…夢?

まどろんでいるユイは,必死に侵入者を探した.

「じゃーなー,俺,用事を思い出したわ.」

この声は…,やっぱりユウヤ?!なんで夢の中に出てくるんだろう?

「ユイ!ユイ!」

あーもうだめだ.なんでユウヤが夢に出てきちゃうの?
おとなしそうって言われて,一番に笑うの?そうか,ユウヤだ.
だからって夢に出てこなくてもいいのに(笑)やだな,ユウヤったら.


「ユイ!気づけよ.」

ベンチが折れるほど,ドサリと音を立てて隣に座りこんできたヤツがいた.
あまりの衝撃に,ユイは呆れるほどの間抜け顔で目覚めてしまった.

「な,なに?…だれ?」
「はろー!」
「ユ,ユウヤ?」
「はろー,ユイ?」
「な,なにがハロー?」

夢の続きがリアルに続いているんだ.一体どうなって,ここはどこで….

「ユイ,ちょっといい?」

ユウヤは思い切りユイのほっぺたをつねった.

「い,イタッ…な,なにすんのよー!」
「あはは…」
「いたずらっ子!」
「そ,登場?!」

現実に引き戻されたユイは,隣でキラキラした笑みを投げかけるユウヤを見つけた.

「ユイ?お久しぶりっ!」
「う,うん.……なんで?なんでユウヤなの?」
「フットサル交流ってヤツ?それで来てたワケ.」
「びっくりした.」
「だろ?おれもびっくりした.」
「…?」
「だって,変なヤツいるなーって見たらさ,お・ま・え!」
「ひっどー!!」

バンバンユウヤの肩を叩くと,思い切り笑った.
久しぶりだ.こんなに笑うのは.

ユイは,ユウヤの近況をたくさん聞かされた.

大学の授業は予想外につまらないこと.さっそく休んだこと.
フットサル三昧で,毎日が楽しくってしょうがないこと.
彼女は居ないから,女の子はいつでもウエルカムなこと.

キラキラしたユウヤの横顔が,眩しくてたまらない.
ユイは話を聴きながらすっかり見とれていた.

「ユイ!おーぃ,どうしたんだよ?」
「へっ?…ん?」
「俺の顔になにか付いてる?」
「う,ううん,なにもないよ.」
「ユイ,5月病だろ?ヘンだぞ?」

ユウヤはユイの腕を掴むと,

「ほら,走るぞ!駅まで,ダッシュ!」

一言投げると,よろけるユイを引っ張りながら走り出した.

「な,なんでよ?」
「駅,すぐそこ!」
「だから,走らなくても…」
「いいの,目を覚ませよ!この短い距離でさ.」

並木道を抜けると,目の前は駅,信号も丁度青.
二人は走り抜けて改札口で止まった.

はぁはぁ…

「ユ,ユウヤ,ダメ…もうヤダよ…」
「目は覚めた?」
「覚めたよ,とっくに……ねぇ,これから5限目があるんだけど…」
「さぼれ,さぼれ!」
「ダメ,苦手なの,憲法の授業…一般教養落とせないよ~」
「あ,それ?それなら大丈夫,アイツいるから!ほら,行くよ!」

ユウヤはいつも on my way はっきりとしていてカッコイイ.
今日もユウヤのペースにはまちゃったよ,何をやってんのユイ?

ねぇ,これからどうするの?ユウヤ…ってば…ねぇ.


(つづく)


初回にしては長い?つまり,前置きが長い(^^;
続きをお楽しみ♪してくれる人がいると嬉しいな.
ではまたねっ(*'-'*)/~~~~~
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