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2013.12.19 02:08

milkです。

なぜか、恋煩いしてます。
どーしちゃったんだろう。

知りたいことがいっぱい。
でも、知らんぷりするの。

知ったら、もっと知りたくなる。
知ったら、きっと切なくなる。

たったひとつの言葉で胸がチクンってする。
やっぱ知らなければ良かったって後悔する。

だから、両耳塞いで目を閉じて。
そして、時が経つのを待つんだ。

そっと目を開けたら、誰が微笑んでいますか。
心地よい響き、その声は誰のものですか。

うーん、やっぱり切ない(笑)


続きは、妄想にご理解のある方のみお進みください。
今日もお越しいただき、ありがとうございました。






少し遅いブランチを一緒に食べたのは10:30くらい。
気がつけば外が薄暗くなって来ている。

「冬ってやだな、もう夕方だよ?」

小さく呟いても、きっと彼の耳には届かない。
パソコンに向かって、文字と会話を続けている。

「ねぇ、出掛けてきてもいいかな?」
「どうぞ…」

わたしに視線を向けることもなく
乾いた返事だけが耳に入り込んだ。

「お夕飯…」
「あるもので食べるからいいよ」
「そっ」

届いたばかりの新刊をバッグに入れると
ムシャクシャした気分のまま部屋を出た。

行く当ては無い…本が読めればいい。
できれば、一人きりになりたい。


「あれ?今日は一人?」
「あ、うん」

マスターはニッコリ笑うと、

「いつものね」

搾りたてのレモンジュースを差し出した。

「ありがと…」
「個室空いてるよ」

お店には2部屋だけ個室がある。
防音室になっていて、音楽や映画を楽しめる。

「わたしが使っていいの?」
「今日はね、特別だから」

マスターは個室のキーをひょいと投げて来て

「泣かないように…」

わたしの心に声掛けしてくれた。




マスターにお願いして、ジョー・パスを流してもらい
新刊のページをめくった…そして、数時間が過ぎた。

「食事いいの?」
「ありがと、大丈夫。」

ちょくちょく心配してくれるマスター。
実は幼馴染の男の子だったりする。

「だってさ、零時過ぎてるか…」
「えっ?」

わたしは急いで身支度をすると
マスターが呼んでくれたタクシーに乗った。

開いていなかった携帯を確認しながら、
部屋のドアを開ける時は零時半を回っていた。


音をたてないように、そっと靴を脱ぐ…

あ、あれ?

リビングからはジョー・パスのギターが
夜中の空気をオシャレに飾っていた。

「た、ただいま…」
「…」

「遅くなっちゃった…」
「…」

怒ってる?
携帯見なかったし…

彼の目の前に立ってふくれっ面して
もう一度だけ強気に言ってみた。

「ただいま、聞こえてる?」

彼はソファーからすっと立つと、
折れるくらい強く抱きしめてきた。

「本なら、ここで読めばいいじゃん」
「…だって、邪魔じゃん」
「んでだよ?」
「…てか、え?なんで知ってるの?」

少し緩めた彼からスルリと逃れて
並んでソファーに座り直した。

「あいつからLINE来てさ、それでさ…」
「へ?」
「個室に入れちゃったけど?って」
「うん。そだよ?」
「放っておくと頂いちゃうぞ…って」
「…っぷっ」

そんなこと…バカじゃない?
子どもみたいなやり取りして。

「ジョー・パス流してやれよ。ずっと聞いてんからって」
「それで流してたんだ(笑)」
「泣いてるから…って」
「余計なヤツ。泣いてないし…」

そう呟いたわたしなのに、ティアドロップ一滴
彼の手の甲にまぁるい円を描いた。

「ごめん…放ってるわけじゃないから」
「分かってる」

彼は言葉を続けることなく、静かに唇を重ねてきた。
少し涙の味がして、ほんのり甘くて柔らかくて。

「分かってるってば…」

「離してよ〜」

「ヤダヤダ、やめてってばー」

「ん?」

「…」


(おしまい)
いやもぅ、心の病でしょう。お風呂入ってこなくちゃ。





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